REGZA(レグザ)の32V34と32S24は、どちらも東芝の人気32型モデルですが、映像処理エンジンやネット動画対応、録画機能などに明確な差があります。
液晶テレビを買おうとしている方の中には、
- REGZAの32V34と32S24の違いって何?
- 32V34と32S24の口コミ・レビューを知りたい!
- 私には32V34と32S24のどっちがおすすめなの?
という疑問や悩みを抱えている方はいらっしゃるはず。
そこでこの記事では、スペックや機能の違いを徹底比較し、口コミ・レビューも交えて「どっちが読者に合っているのか」をわかりやすく解説します。
REGZA 32V34と32S24の発売時期・価格帯の比較

REGZA 32V34と32S24は、両機種とも2020年に発売された東芝の32型ハイビジョン液晶テレビですが、登場時期と価格帯に違いがあります。
32S24は2020年4月に先行して発売。一方、32V34は2020年9月に登場し、ネット動画視聴機能を搭載したモデルとして販売されました。
価格面では、32V34の方がAmazonで税込約39,800円、32S24がAmazonで税込34,000円で購入可能です。
V34はネット動画対応でコストパフォーマンスの高いモデル。一方のS24は、ネット機能こそありませんが、録画対応のWチューナーや使いやすさを重視した設計が魅力です。
REGZA 32V34と32S24の主な違い
32V34は新世代の「Power Drive」エンジン搭載で、ネット動画の高画質が強みです。一方、32S24は「Fine」エンジン搭載です。具体的な比較表は以下の通りです。
区分 | 項目 | REGZA 32V34 | REGZA 32S24 |
---|---|---|---|
映像処理エンジン比較 | 映像エンジン | レグザエンジン Power Drive | レグザエンジン Fine |
処理性能 | 高速グラフィック処理で操作レスポンスが向上。ネット動画も快適。 | ヒストグラム解析で階調・質感を精密補正。地デジ映像を自然に再現。 | |
得意分野 | ネット動画や地デジの高コントラスト最適化 | 地デジ・録画番組のノイズ抑制と自然な質感表現 | |
映像傾向 | 鮮やかで立体感ある映像、明暗のコントラストが強い | 落ち着いた色味で自然な映像 | |
高画質機能の違い | 主な高画質機能 | ネット動画ビューティHD/地デジビューティHD/美肌リアライザー/おまかせオートピクチャー | 質感リアライザー/地デジ高精細化処理/映像モード(映画・ゲーム・標準) |
自動補正 | 明るさ・コンテンツを自動解析して最適化 | シーン別プリセットによる手動調整中心 | |
ネット動画対応 | 〇(YouTube・Netflix・Prime Videoなど13サービス対応) | ✕(非対応) | |
向いている映像 | 映画・アニメ・ネット動画など多彩なコンテンツ | 地デジ・録画番組中心のテレビ利用 | |
音響性能の違い | スピーカー構成 | フルレンジスピーカー 12W(7W+7W) | フルレンジスピーカー 12W(6W+6W) |
オーディオシステム | レグザパワーオーディオHD+デジタルサウンドプロセッサー | 標準オーディオ構成(音質調整機能は少なめ) | |
音質特長 | 明瞭で臨場感のある音質。低音強調・サラウンド対応。 | 聴き取りやすくナチュラルな音声。迫力は控えめ。 | |
向いている用途 | 映画・音楽・動画配信の高音質再生 | ニュース・バラエティなど日常視聴中心 |
詳細は以下に解説します。
- 映像処理エンジン比較
- 高画質機能の違い
- 音響性能の違い
- サービス対応状況
- チューナー数と裏録画機能
- 「おまかせ録画」「みるコレ」などAI録画機能の搭載差
- USB HDD連携とチャプター機能
- 価格の違い
映像処理エンジン比較
32V34は、もともと4Kモデル向けに開発された高度な映像処理回路を持つ「レグザエンジン Power Drive」を搭載しています。高速グラフィック処理で操作レスポンスが向上し、地デジ・ネット動画にそれぞれ専用ビューティHD処理(地デジビューティHD/ネット動画ビューティHD)を施す点が特徴です。
対して32S24は「レグザエンジンFine」を採用し、ヒストグラム解析に基づく階調と質感向上(質感リアライザー)を重視しているモデルです。残像低減や映像モード選択による最適化も可能で、地デジや録画素材を自然な見え方に整える設計が人気です。
高画質機能の違い
32V34には、「地デジビューティHD」「ネット動画ビューティHD」「美肌リアライザー」「おまかせオートピクチャー」といった多彩な高画質処理が搭載されています。高コントラストかつ自然な色再現が特長で、明るさ・コンテンツに応じたリアルタイム自動補正に対応するため、手動設定に不慣れな方でも高品質な映像を楽しめます。
32S24にも「質感リアライザー」やシーンに応じた映像モード(映画/ゲーム/スタンダードなど)がありますが、動画ソース毎の最適処理まではカバーしておらず、見栄えの差があるかもしれません。
豊富な映画やアニメをより美しい映像で楽しみたい方や映像自動補正重視の方には32V34が向く一方、地デジ中心でリーズナブルに済ませたい方には32S24でも十分と言えるでしょう。
音響性能の違い
32V34は「レグザパワーオーディオHD」+VIRサウンドプロセッサーを搭載し、本格的な12W(7W+7W)フルレンジスピーカーを備えています。低音強調やイコライザー、サラウンドなど多彩な音声調整も可能で、映画や音楽再生にも強いです。
32S24も12W(6W+6W)のフルレンジ構成ですが、音響処理はPowerDrive搭載モデルに比べや劣ります。イコライザーなどの調整機能は少なめで、テレビ視聴には十分ですが迫力に物足りなさを感じる方はいるでしょう。
音にこだわりがある方は32V34が良く、特に音声重視でなくテレビ視聴がメインなら32S24でも十分と言えます。
サービス対応状況
REGZA 32V34は、Netflix・YouTube・Amazonプライムビデオ・Disney+・ABEMA・Hulu・U-NEXT・TVerなど、合計13の動画配信サービスに対応しており、自宅のテレビで簡単にネット動画を楽しめる魅力です。
一方、REGZA 32S24は動画配信サービスに非対応で、テレビ放送の視聴と録画をメインに設計されています。Wチューナーによる裏番組録画機能を備えているため、ネット動画ではなく「放送番組を録画して楽しむ」という方々をターゲットにしたモデルと言えるでしょう。
YouTubeなどを見たい方は32V34が良く、テレビ視聴がメインなら32S24でも十分と言えます。
チューナー数と裏録画機能
テレビを「録る・見る」で活用したい方には、REGZA 32S24がおすすめです。地デジ・BS・CS対応の2チューナー搭載で、裏番組録画に対応。別売のUSB HDDを接続すれば、録画中でも他チャンネルを視聴できるため、家族の視聴スタイルが違ってもストレスがありません。
「マイフォルダ」で家族ごとに録画を整理することも可能です。裏番組の録画管理なら、コスパ抜群の32S24をおすすめします。
「おまかせ録画」「みるコレ」などAI録画機能の搭載差
録画予約の手間を省きたい方には、REGZA 32V34がおすすめです。AIが視聴傾向を学習し、自動で番組を録画する「おまかせ録画」や、好みのジャンル・タレントを自動収集する「みるコレ」機能を搭載。
視聴者が操作しなくても、AIが見たい番組を常に録りためてくれます。さらに「おすすめ録画リスト」では、ジャンルや出演者別に自動分類されるため、探す手間もゼロ。AIに任せて楽しむスタイルを求める方には、32V34がおすすめです。
USB HDD連携とチャプター機能
32S24は「マジックチャプター」機能で録画番組を自動的に場面ごとに分割。見たい場面を素早く再生できるうえ、「マイフォルダ」で家族ごとに録画番組を分類できるため、手動でしっかり管理したい方におすすめです。
一方、32V34は「おまかせ録画」「おすすめ録画リスト」で録画内容をAIが自動分類し、サムネイルから簡単に再生可能。録画を探す手間をなくしたい方には32V34が向いています。
価格の違い
価格面では、REGZA 32S24がAmazonで税込33,900円とお得に新品で手に入りやすく、裏番組録画や高性能エンジンを備えたモデルです。
一方、32V34はAmazonで中古のみ流通しており、価格.comでは新品最安48,800円前後。「Power Drive」エンジンやAI録画など高性能な分、価格は高めです。
コスパを重視し、録画・地デジ視聴を楽しみたいなら32S24がおすすめです。
REGZA 32V34と32S24の口コミ・レビュー
REGZA 32V34と32S24の口コミ・レビューはAmazonから引用して以下の順に紹介します。
- 32V34の口コミ・レビュー
- 32S24の口コミ・レビュー
32V34の口コミ・レビュー
32V34の口コミ・レビューはAmazonにて4,411件の口コミ・レビューがあり、星4.3の高評価を獲得しています。
口コミ①:ネット動画対応で画質が良いREGZA
2013年製のPanasonic TH-32C300にちらつきが出始めたため購入した。
開梱時、あまりの軽さに驚いたが、セットアップが楽なのはありがたい。
本機はネットワーク対応であり、初回起動時にWi-Fi設定を行ったら、ソフトウェアのアップデートが自動で行われた。
ネット動画の再生も可能であり、YouTubeが視聴できることを確認済み。
TH-32C300に対して、画面解像度は同じだが、画面が明るく色彩/濃度も自然で視野角も十分と感じた。
クリア音声ONと低音強調(弱)で、満足する音質に調整できた。
リモコン操作は、もたつくことなくキビキビしており、廉価クラスでは十分な性能だと思う。口コミ②:軽くて設置簡単、そして写りがキレイ
このサイズがとても安く買え、写りもきれで良かったです
薄くて軽いので設置も楽でした口コミ③:リモコンで、ネットに繋げる。
すごく良かったです。
引用元:Amazon
お値段も安く替えました。
リモコンが、ネットが色々すぐに見れるチャンネルがついてて、大満足です
購入者の口コミから見ると、REGZA 32V34は軽量で設置が簡単、ネット動画対応による利便性と画質の良さが高く評価されています。特にYouTubeなどの動画視聴がスムーズで、色彩や明るさが自然という声が多いです。
リモコンの反応も良く、ネットボタンからすぐアクセスできる点も好評。音質は「クリア音声+低音強調」で満足度が高く、コスパ重視な方におすすめなモデルと言えます。
32S24の口コミ・レビュー
32S24の口コミ・レビューはAmazonにて3,138件の口コミ・レビューがあり星4.2の高評価を獲得しています。
口コミ①:画質も良く1人で見るなら、ちょーど良い大きさ。
REGZAのテレビは、買った事がなかったが、画質も綺麗だし、リモコンも使いやすい。
口コミ②:TVレグザについて
非常に映りもよく大満足!
口コミ③:色調もきれいなテレビです
寝室用に購入しました。外部端子は一応標準的なものは装備してます。テレビを見るというコストパフォーマンスでは良い製品です。重量が軽いので固定することをおすすめします。1年間トラブルなく使用してます
引用元:Amazon
口コミから見ると、REGZA 32S24は地デジの視聴に適したモデルして評価されています。画質は明るく色調も自然で、「映りが良い」「寝室用にちょうど良い大きさ」といった声が多いです。安くて画質が良いテレビを求める方におすすめのモデルです。
32V34と32S24の違いを知って最適な方を選ぼう【まとめ】
ネット動画視聴やAI録画など最新機能を重視するなら32V34がおすすめ。Power Driveエンジンによる高画質再生と豊富な動画サービス対応で、エンタメ重視の方におすすめです。
一方、地デジ中心の視聴や録画を重視するなら32S24がおすすめです。Wチューナーによる裏録画やマジックチャプター機能など、価格以上の実用性を備えています。
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なおこのブログでは「FitbitのCharge4とCharge5の違い」についても解説しているので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
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